アイアンの門扉に続く石畳の道、季節の花々が咲き誇るガーデン、アンティークの調度品が配された邸宅に魅了されたふたり。ガーデンの真っ白な壁や、夜に輝くシンボルツリーの装飾にも心惹かれたという。「私達らしいほのぼのとした結婚式にしたかったので、邸宅を貸切にして自由に楽しめるプライベート感は理想的でした」。

天に向かってそびえる重厚な石造りのチャペルの中でひと際存在感を放つ、祭壇の奥のステンドグラス。大勢が見守る中で入場し、ふたりがサプライズで指名した友人を証人に立てて挙式が成立した。ガーデンに出た後は職場の先輩が結んでくれたリボン入りのフラワーシャワー！ブーケトス＆ボールトスでも幸せをおすそわけした。

ふたりでガーデンで撮影した後は、開放的なバンケットでのパーティ。ウエルカムスペースなどに手作りアイテムをたくさん飾り、白樺の木やカスミソウ、草花を使ったナチュラルな装花で、森のような癒しの空間に。愛情をたっぷりとすくったファーストバイトでゲストを沸かせた後は、それぞれの兄弟姉妹となごやかに退場！

ガーデンにフォトブースを設け、HAPPYの言葉が踊るフォトプロップスをいくつも用意。待ち時間にガーデンで撮影を楽しみ、シンボルツリーをバックに盛りあがるゲストも多数。「パーティはムービー上映やフラッシュモブなど、余興も多くて賑やかでした。彼から花束贈呈＆プロポーズがあるとは知らず、嬉しい驚きでした」。

ナチュラルな雰囲気の装花やヘアパーツ、カラードレスのブーケは、どれもフローリストが新婦の想いを見事にかたちにしてくれたもの。「ここまで理想的に仕上げて頂き、本当に感激しました。プランナーさんとは電話やメールで密に連絡をとりあい、どんなことも『大丈夫です！』と前向きに対応してもらえて心強かったです」。

フィナーレの後はシンボルツリーのイルミネーションをバックに撮影。同じ会場で二次会も行い、立食スタイルでカジュアルに楽しんだ。「ここは駅に比較的近く、二次会にも最適でした。また、私は同じ日に結婚式をする花嫁仲間達とSNSで情報交換をしていました。幸せの報告をしあえて、心の支えになりますよ」。